京の老舗

京都には老舗店がたくさんあります。なんせ1200年以上の歴史をもつ都なので、うっかり普通に通っていた近所の店が老舗店だったなんてことはよくあります。

老舗といっても一応規定があって、創業100年以上たたないと老舗とは認められないようです。
京都在住ではない方も小売店や飲食店で見かけたことがあるかもしれませんが、「京の老舗」という表彰盾もあって、創業から100年以上たった店だけがもらえるそうです。

そんな中でも指折りの老舗旅館、晴鴨楼(せいこうろう)さんで菊花房の着物レンタルができるようになりました(^-^)

清水五条駅から徒歩1分

天保二年創業(江戸時代ですよ!)ということで、趣深い建物です。品の良い豪華さとでも言うんでしょうか、あちこちに趣向をこらしながらも、それがいやらしくないようにさりげなく配置されている感じを受けます。
着物を着てここで過ごすぜいたくな時間を思うとうっとりですね(^-^)
大正ロマンのかおりです。細雪の世界です。


山鉾の訪問着に亀甲の染め帯


今の季節だったらこんな山鉾柄の訪問着もいいですよね。
これ、ほんとに今の季節しか着れない単衣なんです!祇園祭の山鉾を描いたものなので祇園祭がすぎちゃったらおかしいし。透けない単衣なのでやっぱり6月?

前回ご紹介した淡い色の訪問着とアンティーク帯のセットも絶対旅館にマッチしますね。


撫子柄の顧問にアンティークの半幅帯

小紋ならあでやかな色のかわいい撫子柄にアンティークの半幅帯を合わせた単衣のセットもいいかも。やっぱりアンティークの色合いは昔からの建物によく似あいます。

帯のアップ。かわいい鳥が木にとまっている図柄

この帯、大のお気に入りです。この色彩センスは現代ではあまり見ないですね。
ポップな雰囲気なのに織りはしっかりと作ってあります。

こういう面白いの、これからも発掘していきますね。


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