友禅流し

ただいま京都では旧暦の七夕祭りが行われています。
堀川会場と鴨川会場とありますが、夕べ鴨川会場へいってきました!

七夕の笹がかざってある入口


鴨川べりを御池から四条までつづいているお祭りです。三条から四条までの鴨川の西側は出店が並び、すごい人(@_@;)
正直人混みが苦手な私はそこを避け、対岸から友禅流しを見学することに。

東側は出店もなく、すいているのでちょっと遠いけどよく見えます。背の低い私には前に人がいないのがこういう時は一番!

東側から撮影。西側は出店とイベントでにぎわってます。

夜に2回行われた友禅流し、私は7時45分からのに行きました。

友禅流しというのは着物の友禅染の工程の一つです。生地を染める際に、染めたくない場所には糊で防染するのですが、染め終わったあとには当然糊を洗い流さなくてはいけません。
昔はそれを川でやっていました。(西陣のすぐ近くの堀川が有名です。)
今では各工場に大きな洗い場があるので川で流すことはありませんが、昔は色とりどりの生地が川にひらめいてさぞかし風情があったのでしょうね。

それにしても見て思ったのが、これはそうとう体力がいるなあと。何せ着物の生地は長いので、それを川ですすいでたくしあげて、持ち上げてまた川に投げ込んでと、見ているだけで腰に負担がきそうな作業です。

職人さんが川で洗っているところです

こういう工程を昔は日常のものとして見れたんですね。
職人さんががんばっているところをみると、ほんとに着物を粗末にしてはいけないなと思います。最後まで布の命を全うさせてあげたくなります。
物の製造過程を見るのって、面白いし、それにその物が身近になりますね(^-^)


友禅流しが終わった後は西側の御池の方へ。
三条より下は出店とイベントと人混みでごったがえしていますが、上へいくと灯りのオブジェがてんてんとおいてあって、とってもやすらげる空間に。

大中小のあかり

この中に風鈴が入っていて、すずしげな音をだしています。どうやらお香もたいているらしく、あたり一面いい匂い(^v^)
雑踏に疲れた人や、カップルで来ている人たちの憩いの場になっていました。

川辺に腰掛けてすずんでいく人たち

そのまま御池から橋にあがって帰りましたが、御池の橋のたもとではカエル?の鳴き声が聞こえたりして、夏の夕べを満喫できました(^^♪

友禅流しは来週の土日もやるようですので、着物に興味のある方はぜひ見に行ってください。



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