神様のしくだい

京都は左京区の黒谷さんの近く、平安神宮の北に京都の型友禅の職人さんがやっている、「ふらんきょうと」というお店があります。
ご主人の廣岡さんはもともと京の型友禅の職人さんで、着物に金箔を貼るお仕事をされていましたが、いろいろな和小物をデザインしたり考案して、それを販売してもいます。


着物関係のお仕事を始める前から、うちのダンナともどもお世話になっていて、時々顔を出してはお話してました。
なんというかとっても懐の深い方で、しみじみ~と語る人生訓が押しつけがましくなく、心に響きます。

昨日お邪魔した際には「わしはな~、この世に神さんからのしくだい(宿題)をしにきたように思うんや~。一つできたなと思っていると、神さんがよしよし、よくやったな。次はこれやで~、ってまた一つ難しいのを持ってくるんやな。」と。
このゆるやかな京都弁がいいんでしょうか。話を聞くのが楽しくて、ついつい長居してしまします(^-^)


やさしいご店主

いろいろな苦難を乗り越えてきたであろう、ご主人のやさし~笑顔と語り口に魅かれ、いろんな人が訪れるようです。

廣岡さん考案、招福金太ちゃん。なんと、純金が貼ってある!
店内も面白いものがいっぱいです。↑は信楽焼のいわゆる狸の置物ですが、なんと、純金箔が貼ってある!触ると金運アップするとか・・・。もちろん触りました(^_^)v

天井もおしゃれ

友禅染めに使う刷毛?がつり下がっている

のれんには、今の季節の藤が描かれています

お勧めだけど、教えたくない店ですね、ほんと。

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